ブラジル館初の「情報技術とデジタル融合」テーマフォーラム開催

「情報技術とデジタル融合」テーマフォーラムが5月19日から20日まで上海万博ブラジル館で開催された。フォーラムでは、ブラジルは情報の不均衡性を減らす上で2つの顕著な成果を共有した。低所得者層のパソコン購入やキャンパスでのインターネット接続の拡大を支援した。 

今回のフォーラムは「情報技術とデジタルの融合」をテーマに、政府サービスとインターネットアプリケーションの向上におけるブラジルの鋭意な革新と先進的なシステム、および情報技術を利用した国民の日常生活の改善、便利な設備、サービス、アプリケーションの提供における長足の進歩を重点的に示した。同時に、万博期間中にブラジル館が主催した5大テーマフォーラムの1つとして、今回のフォーラムは中国とパキスタン間の経済と都市発展に関する交流の創意と経験、新たな協力機会の探索などに重要なプラットフォームを提供した。フォーラムには、上海市発展改革委員会、上海市経済・情報化委員会、上海市情報協会、各大学及びIT企業などの分野からのゲストが参加した。 

ブラジル館のPedro Wendlerディレクターは、今回のフォーラムで共有されたベストプラクティスは、テクノロジーの利便性を向上させ、より幅広い人々にテクノロジーの知識を提供するために、他国の参考になるモデルを提供したと述べた。これは、この分野でのブラジルの成功経験、中国とパキスタン間の交流と協力の重要性を理解する鍵でもある。 

ブラジル館は今後、「科学、技術、革新」、「ブラジルの都市発展を推進するエネルギー」、「水と発展」、「都市再生」などをテーマにした一連のフォーラムを開催するという。