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アシックスが2018年の決算を発表、営業利益は20年来最大の損失を計上

2019/2/18 20:08:00 249

アシックス、営業利益

日本のスポーツブランド、アシックスは2月13日、2018年通期と第4四半期の決算を発表した。財報によると、2018年、全体の売上高は前年同期比3.4%減の3866億円、営業利益は46.3%減の105億円、最終損失は203億円で、アシックスが20年ぶりに遭遇した最大の損失額でもある。

アシックス氏によると、本土の日本市場、ヨーロッパ市場、アメリカ市場ではいずれもスポーツウェアやランニングシューズの売上高の下落、直営店のコスト増加などの問題が発生しており、その中でも特にアメリカ市場で直面している競争は日増しに激しくなり、ランニングシューズの売上高は前年同期比14.2%減少し、グループの業績の低下が明らかになった。

また、昨年11月から実施している事業再編、日本及び海外資産の見直し・配置などの内部業務改革活動を加え、243億円の損失(約15億元)を計上した。

一方、期間中のアシックス傘下のスポーツファッションブランドオニツカタイガー(Onitsuka Tiger)の売上高は同31.6%増だった。

東アジア市場では、中国地区の好調さのおかげで、中国地区のアシックスの売上高は前年同期比17.3%増の533億円となり、引き続き好調を維持している。

アシックスの広田康人総裁兼COOは記者会見で、大幅な赤字のため業績担当役員、執行役員全員の賞与をゼロにすると表明した。「でも東京オリンピックとパラリンピックが開催される2020年はアシックスが飛躍する年になると信じていますし、2019年も攻勢をかけていきたいと思います」

2018年8月、アシックスは最新の「アシックス成長計画2020」を発表した。2020年までに、世界の収入は45億ドルに達し、運営収入率は7%、DTC事業は向上し、顧客層は拡大し、チーム力は強化され、研究開発にさらに投入されることを目標としている。

この計画は5つの大部分に分けられ、米国の専門ランニング市場に焦点を当て、中国市場の成長を高め、電子商取引を新たな成長点とし、衣料品を利益のあるビジネスに変えること、国、地域、店舗、品目ごとに脱退メカニズムを設置し、コスト構造改革を実施することなどが含まれる。

「アシックス成長計画2020」の中核戦略に基づき、プライベート小売店事業でアシックスは東京・渋谷にブランド旗艦店をオープンする。オニツカタイガーブランドでは、NIPPON MADEカスタムオーダーを展開し、日本で多くの旗艦店を展開している。

しかし、売上高と利益がいずれも下落したため、アシックスは2019年通期の業績予想を下方修正し、売上高は前年同期比0.9%増の3900億円、経営利益は同14.1%増の120億円となる見通しだ。

これに対し、同社は次の段階でランニングシューズの「復活」を目指し、専門的なランニングシューズのコアカテゴリーを強化し続けるとしている。業績の落ち込みが最も大きかった米州市場では、専門店との連携を再び強化し、引き続き中国市場、欧州市場で直営店を増やす。

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